【英語学習】海外ドラマ「アリー my love」
最近は家にいる時間が長いので、海外ドラマを見るようになりました。
最近見たのは「アリー my love」原題は「Ally McBeal」(主人公アリーのフルネーム)。日本でもNHKで放送されていましたね。ボストンの法律事務所が舞台ですが、コメディ要素が強いので気軽に楽しめます。1997年に放送された古いドラマなので、やや古臭かったり、今ならNGでしょ?!という表現や描写がありますが…。
今回はアリー my loveに出てきた英語の中から、私が勉強になったな~と思った英語フレーズや単語を紹介したいと思います。
Bygones! 前向きに!
Bygones = Bygone(名)過去の複数形
ドラマを見て初めて知った単語です。作中では、なにか言い争いが起こったときにリチャードが最後にひとこと「Bygones」と言うのですが、これは「Let bygones be bygones(過去のことは水に流そう)」を略しているようです。
日本語字幕は「前向きに!」と完全に意訳ですが、いい表現ですね。
Don't you stick up for me? かばってくれなくて結構!
stick up for ~ = ~をかばう
stickは突き刺すという意味の動詞です。「stick」も「up」も「for」も難しい言葉ではないのですが、組み合わさると意味が分からなくなる表現って多いんですよね。単語だけ勉強していると、なかなかこういう表現は頭に入りません。すでに知っている単語の他の意味や使い方を学べるのは、ドラマや映画で英語を勉強する利点だと思います。
In time, I know you agree. そのうち君も分かるよ。
In time = やがて、そのうち
これも「stick up for」と同じタイプです。私は「間に合う」という意味しか知らなかったので、勉強になりました。
I'm having a ball. 楽しんでるよ
have a ball = 楽しい時を過ごす、大いに楽しむ
イディオム(慣用句)です。日本語も慣用句多いですが、英語にも慣用句はたくさんあります。
cry over spilt milk こぼれたミルクを嘆く 【意味】覆水盆に返らず
のように日本語の感覚に近いものもありますし、
piece of cake 一切れのケーキ 【意味】簡単なこと
のように日本語にはない感覚のものもあります。
慣用句が会話の中に自然に取り入れられるようになると、英語上級者の感じが出てきますね。
今回はすべてシーズン1・エピソード1「めぐりあい」からの抜粋です。リンクからAmazonプライムのページに飛べます。エピソード1は無料で視聴できるので、今回紹介したフレーズに注目しながら見てみてはいかがでしょうか。